Appleのスティーブ・ジョブズCEOは、iPhoneやiPadの製造を委託しているFoxconnでの一連の従業員の自殺を「問題だ」と考えているが、Foxconnの中国工場は「搾取工場ではない」としている。
同氏がFoxconnでの自殺問題について公に発言したのはこれが初めて。FoxconnはHon Hai Precision Industryの傘下にあり、Hewlett-Packard(HP)やDellからも製造を請け負っている。
ITやメディア業界の大物が集まるAll Things Digital年次カンファレンスで、ジョブズ氏はAdobe Systemsの「衰退している」Flash技術を批判し、Googleとの検索戦争には踏み込まないと約束し、タブレットPCの未来について語った。
同氏はまた、iPhoneよりも前にiPadを思いついたことも話した。Appleは4月にiPadを発売し、瞬く間にタブレットコンピュータ市場を定義した。同製品は発売から60日で200万台以上売れた。
だがFoxconnの中国南部の工場での一連の自殺が、同製品の成功に影を投げかけている。批判派は、自殺の原因は劣悪な労働環境だと非難している。
「難しい状況だ」と、いつもの黒いタートルネックとジーンズを身にまとったジョブズ氏はステージ上で語った。「今は状況を理解しようとしているところだ。理解できてから介入し、解決策を提案する」






